大したことじゃないものを、大したことのように扱うのは、
もういいかな、と。例えるなら、アメリカは沢山映画を作っているが、本当に大した映画は
少ない。「沢山」は作っているけどね。全部見ても圧倒的に駄作が多い。審美眼を養っておかないと「数あるもの」に巻かれて、溺れて、妥協しか
していけなくなる状況に、僕らは常々脅かされている。現実がこうだからって、どうだっていうんだ!
それでもおれはやるよ。
ことの事情によらず、信念こそが相棒だからな。今の自分がつらいか、悲しいか、も決定打なんかじゃないんだ。
見つめているものには大したスパンがあるんだよ。要は状況じゃないってことさ。どこでどうなっているかじゃないんだ。
どうしたくて、どうするのか、なんだよ。で、してるかしてないか、だ。今、こうだから、どうだっていうのさ!
私の機嫌だって問題外だ。怒ってても、笑ってても、泣いてても
すすめることをする。