ラジオの民放がワールドカップ中に一斉にサッカー中継するんだって。
ま、でっかい話よね。
でっかいスケールよね。
でっかいけど、ね、
貧しいなぁ。
なんだろ?この貧困さはなんだろう。
全国101局もあるラジオ局が同じCM、同じナレーションなんだって。
意味ないじゃん。101局あって、同じってのはオカシイ。
私はサッカーファンじゃないし、あまのじゃくなので、周りが
「サッカー♪サッカー♪ヤッホー」とくると、その雰囲気が
なんだか「不自然だなぁ」と直感して避ける傾向の人ですが、それでも
ラジオのこのやりくちは、なんだかもう、胸一杯なのです。
多彩さを醸せない101局。日本と韓国で開催される近年希な国際的
イベントだから、そおれ!・・・ってな気分も理解できます。
これは、滅多会わない親族達が、たまに各々の家族を伴って、集った時に
その子供や孫たちを話題の接ぎ穂にする感じ、と似てて、どーも
けだるいのだ。共通の話題もなく、困った時にも、子供達というのは
数少ない「共通項」になり得る。今回のサッカー国際大会は、若者から
中年、老人まで「話題にしやすい」がために、そして誰の「否定」も
受けにくいがゆえに、一斉に「熱烈」な方から「一応」な方まで、
応援しちゃうのだ。
一斉が過ぎる、のが、私はチトつらいのだ。各局が独自に応援放送
できないのは・・・・どんなもんでしょうね。
ラジオのチューナーをいくらまわしても、同じ放送。NHKだけが
別の放送。オソロシイ風景です。