お米が切れた。
私は自炊を何年もしてるので基本的には外食を控える。
つか、自炊好きなんでしょうね、こんだけやってて面倒でもないし。
そのかわり米びつには米が入ってないと不安になる。
去年はいろんな理由から米不足と騒がれ、日頃より少し安めの
お米を入手してみると、それは相応に痛むのも早く、なにより
オイシクないのでありました。かなりイライラしながら食べ切りましたので
さすがに今度はお米にはお金をかけようなどと知ったようなことを
思い付き、そういえばいとこのれーちゃんところの作ってるお米は
おいしかった・・・と思い出し、早速実家経由でお米の段取りに入る。
ながやは三人兄弟で、家族の中には母だけが女性であります。
一方、父の兄、ながやにはおじさんとこは五人姉妹がいます。
さーちゃん、れーちゃん、のんちゃん、くーちゃん、てっちゃんです。
ちゃんづけしてますけど、みんな大人ですね。
おとこばっかりの家系と女性ばかりの家系。
スパッといっちゃうと、ながやには「おんなごころ」がうまくわかってない
ような気がします。かといって「おとこごころ」がわかってるかというと
そんなもんでもないような気がします。
わかったところでどーの、ってモンでもありませんけど。
ふふ。
ホントそうだな。
まんがや映画やってるので、そーゆーのはわかるにこした事はないけど、
理解しきらないと「なにもできないか」っていうとそうでもない。
車のボンネットの中のしくみは分からなくても、運転はできるように、
ながやは男でもおんなごころはうかがい知るくらいでも作品は作れる。
前はね、
全部分ってないとうごけないなーって思い込んでたこともあったけど、
人の事が分かる、分からない、なんて次元で人は生きてるんじゃないし、
人をどうこう、なんてところに四苦八苦してなくてもいいんだな、って
あるとき割り切れてからは、随分気楽になった。
おんなごころ
なんて言葉でいうと、ああ、おお、となにかものありげな表現だけど、
端的にいうと
別に気にしないでもいいもの、でもある。
気にしてもいいもの、でもある。
おんなごころでもおとこごころでも大差はないなって思ってる。
そうだな、季語っぽく言葉の端々に使うのはちょっとしたオモムキはあるけどね。
乱暴かな?
こういうのって書かないでおいた方がアレなんだろうけど、エッセイだしね。