そしてうかつにも隣の県まで行ってしまった午前

 

ははは、なんでだろう。どうしても方向感覚を失う時や場所がある。
今朝はすでに発売中の「アルジュナ」のCDを買いに豊橋という愛知では
大きな方の町へフラリと出かけたのであった。
2、3件店をめぐって「NieA_7」のサントラもろとも入手して
ホクホクしながら帰路につこうとJRに乗るも、なぜか全く方向の
逆の電車に乗ってしまった。のってしまったはいいけれど、これがなんと
隣の県まで行ってしまう電車だった。ホホホ、なんとこれは2度め。

前回は東京持ち込みから帰ってきた時で、真っ暗な上寒くてイヤーな
感じのプラットホームで30分以上ボンヤリしてすごした覚えがあります。
その駅の名は「ふたがわ」。自販機がポンと一台あるだけのフツーの駅です。

今日はあたたかかったし、大好きなCDを2枚も手に入れていい気分
だったので、プラットホームの隅から隅まで歩いてやりました。よくみると
線路の切り替えや、駅舎の工事をしてる人たちなど、見るべきものがあって
てんで退屈しませんでした。

たたぼんやり次の電車を待つという時間。
なんも考えてないようで、けっこう日頃考えないできたことがつらつら
あるんですね。携帯電話の内容を整理したり、マンガのネタを考えついて
ひとりニヤリとしてたり、ひなたぼっこできたり、いいものです。

で、まだ行ったことのない鉄道を見かけたりして、ふっ、いつか遊びにいって
やるぜ、などとひとりごちて帰ってきました。

なんでいっつも同じ駅で間違えちゃうんだろう。
もしかして、間違えた方向にはなにかあるんだろうか。
いい大人になってるのに、同じ失敗しちゃうんだよな。
でもその寄り道で、気負ってないものを見かけてしまってけっこう楽しいんだよな。
小学生の頃は、登下校で、もっと寄り道をする生活ってのがあったよなぁ、とか
つらつらとりとめのないことを考える午前中でした。

P.S後日、この駅が実は自分の県側のものだとわかりました。むむ、不勉強なワシ。

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