作成日: 16/07/10
修正日: 16/07/10
田辺画伯とのご対面
映像で見たまんまの素敵さでした
素直に申しまして、田辺誠一さんの絵が大好きです。
あの誠意の少なさ、奔放さ、ラフさ、おおざっぱさ、悪びれなさ、それでいて当人の楽しそうな様が
スタンスとして大変心にするりと入ってくるのです。
そもそも職場に「モチヅキさん」がいまして、通称「モッチー」だったがゆえに、あるとき文房具屋で
田辺画伯の「かっこいい犬」がシールで販売されてる中「モッチー」がいるので2枚買ったのです。
一枚は渡して、もう一枚は姪にプレゼントしましたら、なにゆえか私を「もっちー」と呼びはじめました。
「モッチーじゃないよ!」とたしなめると「じゃ、まっちー」と言い出して以来、なぜかマッチーとか
呼ばれ続けるはめに。そのうち「まっちー」は姪の手により14コマまんがにされたり、続編が続いたり
なかなか愉快ではあります。
そんないきさつから、田辺画伯にはいつかお目通り願いたいものだと思ってた矢先、名古屋パルコに2週間
巡回展示があるってんで行ってみましたら、なんとその翌日にサイン会もあるってんで、へー、いいなー
どっかの誰かは生田辺画伯に会えるんだなーって、ねたみながらTシャツ、トートバッグ、携帯ケースを
購入しましたら「明日の整理券です」とレジのお姉さんがくれるじゃありませんか。
おーーーーーーーーーーーーー!
生画伯!
つ、ことで、その翌日もそわそわしながらパルコに出向き、「モッチー」ともじもじしながらタッチをし、
とーとつに田辺誠一さんの前に!
「面白いTシャツ着てますねえ」とキリダサレ、自分が「首のもげたウサギ」のTシャツで来たことを
半分忘れてて、まーとにかくあがってて、色紙に「ながやさんへ」って頼むつもりがすっかり飛んだ。
珍しい!緊張してる俺!
そして田辺誠一さんの自然体過ぎる空気にすっかり魅了されてしまったのです。さすが「4月物語」の「先輩」。
「先輩・・・有名だったから・・・私には」とは言わなかったけど、いやー、いい空気の人だ。
あの気負わない感じのイラストには救われてるんです。とっても。
だからサインもらってから頭を下げて「救われてます。とっても」とあたふたして退散してしまいました。
あー、画伯。素敵すぎます。あー、握手してもらえばよかった。
あー、でもまたいつか会えそうな気がする。なんでだろ。そんな気がする。そんな気持ちになる人でした。
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