作成日: 20/01/27  
修正日: 20/01/27  

声は電波に乗って

頑張ってると届く


車に乗ってて、不意にラジオから知ってる人の名と、声が聞こえてくる。
だいたい週に1~2度は聞くので、下手な芸能人よりも聞き覚える回数は
遥かに多い。それも年中そのペース。聞きやすい声で、地域のみんなの利便性に
役に立ってる。すごく立派な仕事だと思う。

そういう声が、二人居る。二人とも女性。姿は見かけないが、ラジオでは
常連。それもそのはず、二人とも道路交通情報センターのキャスター(?)
なのである。

二人と言っても、ひとりは中学生の頃からの後輩、一人は私が働いてた
仕事場のアルバイトだった子。各々いきさつは異なるが、同じ職場に居会わせて
過ごしてるってことだ。お互いがお互いを知ってるかは知らない。
でも私はラジオでもテレビでも、どっちかの子の名が出ると、誇らしくなる。
すごいな。頑張ってるなと思う。

おっつけ「道路交通情報センター」からの情報が流れ出す時には、耳を
傾けるようになる。すると、その二人じゃなくても、その人の「聞かせ方」
「声の調子」を聞く事になり、上手下手ベテラン新人、声の抜けの良さなどが
聞き分けられるようになった。要員の名も覚えるようになり、知らぬ名が
あると、「へえ、この季節に入った人がいるのか」などと、こっちで一人
したり顔で居るという事だ。

しばらく声を聞かないと、ラジオ以外で忙しいのかな、とか予感を巡らす。
と、いっても、ストーカーとかじゃありませんし、その気配も自分には
感じません。

ラジオの向こうの二人もこっちを覚えているとは言えないので、
本当に一人ごちてるだけなんだけど、電波に乗って、中部圏全般の
道路情報を端的に報道するプロの仕事を、耳を通して聞けるのはいいものです。
ああ、頑張ろうって、なりますね。応援してます、がんばって。