作成日: 20/05/12
修正日: 20/05/12
ムー一族再放送
ビバビバ!金田さん暴走!カヨちゃん殴られてふてくされて睨む!
面白いもんで、さんざん世間の発展に追いつき追い越せで映像機器の勉強や
ソフトを習得できるようにとやってきました。印刷やら撮影やらパソコンやら
あれこれさんざんやってきて、昨今五味太郎先生が「自分が使う文房具は
しっくり来るものを選んだらいい」との記載に触れ「あちゃー。今まで
色々習得するのに時間かけて来てたけれど、いやはや、五味先生が仰る
事の方がそもそもしっくりくるぞ!」とウン十年やってきたやり方を
放り出す事にしました。
そもそも、メディアの発展に合わせて覚える事が膨大になるなんてことに
てんてこまいさせられて来たのも、なかなかの癪の種です。お前が合わせに来い!
と、今なら言えそうな気がします。
そんな事言ってもいいのは、すでに人生の折り返し点をすぎてる人が言うから
そーかもねー、なわけで、ヤングはそうはいきません。これからを生き抜く人は
たんまり勉学せえ!とエラソーに思うのです。
ふふっ。
さて、現在2020年5月12日で、ゴールデンウィーク終わったところです。
東京都知事の小池さんは無理くり「ステイホーム習慣」などとセンス悪く命名し、
こうなりゃ意地でもゴールデンウィークって呼んで貫く所存です。
なによ、ステイでホームって。酷くない?せっかくのGWを外出できず、
自粛をなぜか「強要」される日本のまぁなんと無惨な事。国民性をいいように
政治に「好き勝手解釈」で突っ込まれて、さすがに10万円の賄賂だけでは
国民も怒り心頭に達しつつあります。だってねえ、罹患者数、知らないって
国会答弁してるんですよ?オッカシーよねえ。なのに、検察トップのリタイア
時期は与党のおもいのままなんていう三権分立の原則に劣る決議は通そうとする
余力があるんだもんね。ああ嫌だ嫌だ。
唯一の心のオアシスは「ムー一族」の再放送で、毎週2時間はヤング郷ひろみの
「わっはっは!」という台詞みたいな笑い声に、心が大いに潤うのでした。
ドラマのある回から「生放送」やったり、「舞台装置」しつらえて、ドリフ
みたいに演劇調で見せる一時間だったり。凄まじいのですよ。
禁断の「裏番組告知」まで生放送で放言しちゃえる器のでかさよ!
(郷ひろみこと拓郎が「大原麗子さんについては同時刻に放映してるそちらを
参照ください」、とか言っちゃってるのよ!)フリーダームーー!
そうしたでっかい器の、でっかい笑いがすごくいい。
脇役の左とん平さん(役名/野口五郎よ?)とか、由利透さんとか、樹木希林さん
たちの「暴走」「暴力」「放送禁止用語」がきらきら光ってる!まぶしい!
まぶしいよ!芝居もテレビも垣根を越えてて、そして出演者の誰もがそれに
普通にエンジョイしてる演じ分けが楽しげで、平成にも令和にも造れない
ミラクルなドラマがなんと2話2時間ですもん。文句言っちゃいけないよね。
感謝感謝。
岸本加世子さんこと「カヨちゃん」が生放送中に樹木希林さん演じる金田さんに
「殴られる」描写があるんだけど、生放送中に「バチン!」って音が聞こえて
くるくらいマジ殴りしてて、吹っ飛んでるのよ。なのに、キっ!って睨んでさ、
言い返さないの。でも「きゃぁ!」って殴られた際は素で痛がってる。
見てるこっちはわくわくしてくるの。すげーなカヨちゃん、すげーな金田さんって。
若い女の子がかくもむげな扱いに慎んで鎮座してる番組全体の勝利だよ。
テレビ局の事情なんて知らないので、儲からなくても再放送すれば喜ばれる
のにね。ジャニーズも吉本芸人も見たくない時には再放送が一番さ!
ところで、コロナ騒ぎはまだ道半ばですけど、正直あんまり楽しくないので、
今回のエッセイではパスします。
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